子どものころ、Drawing Room=絵を描いたり飾ったりする部屋=客間(お客さんにも絵を見せてあげるため)、と思い込んでそのままになっていた理解がくつがえされた。
サバンナではOwens-Thomas House というもと邸宅が史料館として公開されていて、そこのガイドさんによれば、訪問客をまず Draw(引き入れる)する部屋であり、夕食後にレディたちが Withdraw(引き下がる)する部屋だから Drawing Room なのです、とのこと。もちろん、ゲストに見せびらかすために自慢の絵画が飾られます。そうか納得。たしかに、油絵の部屋であれば Painting Room でないとおかしい。でもショック。おおきなおうちには絵描きのための部屋があるわけではないんだ。 こんななにげない思い込みを私はおそらくあと何百と持っていて、きっと他のだれだってたくさん持っていて、それでも意思疎通がはかれているのは奇跡に近い。
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Rumi Hara原 瑠美 Archives
March 2015
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