横浜美術館で開催中のマックス・エルンスト展、見応えがあります。コラージュやフロッタージュからデカルコマニー(乾く前の絵の具にガラス板など別の平面素材を重ねてからはがす技法)まで、いろいろな描き方の試みを一度にみれるのが楽しい。富士ゼロックス所蔵の『マクシミリアーナ』も展示されています。これは学位を持たなかったために冷遇された天文学者・詩人で、天体観測を「見る芸術」と呼んだテンペルを讃えた版画集。
解説パネルがあまりにおもしろくて時間がなくなってしまうほどでした。たとえば森についてのマックスの言葉。「外部であると同時に内部であり、自由であると同時に捕われている。この謎を解いてくれるのは誰だろう?」 24日までに、また行こう。 http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2012/ernst/index.html
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Rumi Hara原 瑠美 Archives
March 2015
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